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車の必要性

都内は、正直に言って、車がなくても暮らせてしまう。
だいたい、徒歩圏内にほとんどのものが売っているし、ネットの通販などもすぐ次の日に届いたりするから、外にわざわざ出かけなくても良いのではないかと思うくらいだ。

公共の交通機関も発達しているから、出かけること自体には何も困らないし、メトロなんか縦横無尽に走っているので、乗り換えが多少めんどうでも「車じゃないと行けない場所」はほぼないと言えると思う。
都内はバスもけっこう走っているし、そういう意味では恵まれているのかもしれない。

車が好きでも車をもたない人が多い理由は他にもある。
誰でも想像がつくことだとは思うが、まず駐車場が高いということが挙げられる。

都内の一等地にある駐車場なんて、人が住めるくらいの賃貸価格だったりするのだから、これは相当な余裕がなければ車を持てないということになるだろう。
また、車で出かけると結局、駐車するところに困ってしまうというのもあるだろう。

駐車場の必要性

車で出かける、これ自体はとても楽なことだ。
乗っている時間快適だし、子ども連れでも周りに気を使わないで済むというのが大きなメリットだ。
しかし、どこかに出かければ当然、出かけた先で車を駐車しなくてはならなくなるし、都内で駐車スペースを探すのは、案外、至難の業だ。

大型のショッピングモールなどに出かけるから大丈夫と思う人もいるかもしれないし、確かに大きな駐車スペースを用意しているところもあるが、まず、混んでいて駐車場に入るだけで一苦労というところも多いので、オススメはあまりできない。

また、そのような一時的な駐車自体にもお金がかかったり、その費用が多かったりするので、ふらりと出かけるのであれば、電車やバスなどを使ったほうが楽だというのもある。

では、自分は車が好きではないのかというと、そんなことはない。
車そのものも好きだし、運転をするのも好きだ。

都内では高速道路というと、首都高速になるのだが、そこを走るのも好きである。
首都高速は、地方に向かう高速道路のように広くまっすぐな道ではなく、くねくねとしたカーブが多い上に狭いし、おかしな場所におかしな柱なども立っているし、運転しやすいかといえば、そうでもない。
しかし、あの立体的な空間には魅了されるものがあるし、各種東京名所を間近に見ることができるのも楽しい。

東京タワーやスカイツリーのそばを走るのも良いし、とくにライトアップされている時はとても綺麗だ。
首都高速の魅力にとりつかれている人も多いと思う。
渋滞していることも多いので、気持ちが焦っている時にはあまりオススメしないが、ゆっくりドライブは悪くないだろう。