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夜空に咲く大輪を楽しもう!

東京では毎年各地で花火大会が実施されています。
東京がかつて江戸と呼ばれていた時代から花火大会は実施されており、一般庶民を楽しませる存在として親しまれていました。
元々は亡くなった方を弔うために始まったと言われており、現在でも花火が打ち上げられる時に発せられる「たまや~!かぎや~!」とは当時の花火師の事だと伝えられています。
現在も鍵屋は江戸川区で代々伝統の技を受け継いでおり、美しい花火を楽しませてくれています。
歴史のある東京で開催される花火大会を、大切な人と一緒にゆっくり鑑賞してはいかがでしょうか。

参考:東京都の花火大会

花火大会に出かける準備

せっかく美しい花火を鑑賞に出かけるのですから、思う存分堪能できるように準備万端にして出かけましょう!
できれば見やすいポイントを確保しておきたいので、場所取りをするのが望ましいです。
会場の近くはかなりたくさんの人でごった返す状況になるのが予想されるため、できるだけ人混みは避けたい方も多いものです。
少し離れた場所から鑑賞する場合は、できるだけ見晴らしの良い場所に移動するのがおすすめです。
高層ビルの屋上やスカイツリーなど高い場所から見る花火も美しいものです。

風情を味わうためにも女性は浴衣、男性は浴衣以外にも甚平や作務衣などを着て出かけるのもおすすめです。
特に女性の浴衣姿は普段見慣れない服装になるため男性からも好まれる傾向があります。
髪の毛をまとめてアップスタイルにするヘアスタイルは夏の女性らしいと喜ばれています。

この時期は蚊が寄ってきてせっかくのキレイな花火をゆっくり楽しめないくらい不快に感じるものです。
虫よけスプレーを忘れずに持参することをおすすめします。
たくさん人がいる場所ではトイレが大混雑することも予想されます。
できるだけ早め用を足しておいた方が安心できます。
きちんとマナーを守って気持よく鑑賞したいものですね。

東京の三大花火大会

江戸時代に行われていた両国の川開きが脈々と現在まで受け継がれている伝統のある隅田川花火大会です。
毎年7月の最終土曜日に開催されており、隅田川を拠点に2ヶ所の打ち上げ場所から合計で2万発に及ぶ花火が打ち上げられます。
江戸川を挟んで江戸川区と市川市が一緒に開催しているのが江戸川区花火大会です。
毎年8月の第一土曜日に開催されており、約14000発の打上数を誇っています。
8つのテーマに沿った構成で、それぞれ音楽に合わせて花火の競演を楽しめます。
中央区が主催して行われているのが東京湾大華火祭です。
毎年8月の第二土曜日か第二日曜日に開催されています。
東京湾を美しく彩る花火が約12000発打ち上げられています。

この他にも様々な規模の花火大会が各所で実施されます。