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東京の街中を駆け抜ける祭典

東京は世界的各国の都市と比較してもかなり大きく、たくさんの人や車が常時行き交う交通量があります。
膨大な交通量がある道路を交通規制してマラソン大会を開きたいとの構想は以前から存在していましたが、あまりにもハードルが高くてそう簡単には実現できなかった経緯があります。
様々な苦難を乗り越えながら、2007年に第一回目となる待望の東京マラソンが開催されました。
実際に参加するランナー以外にも大会を支えるボランティアスタッフや交通規制に協力してくれる一般の方々、160万人を超えると言われている観客のみなさん、大会に協賛してくれるたくさんの企業などが一体にならなければ成功できない大きなイベントとして位置付けられています。
回数を重ねるごとに世界各国からも注目される大会に発展し、現在では世界中のマラソン大会と肩と並べてWMM(ワールド マラソン メジャーズ)の世界6大大会に含められています。
世界中から集まる一般ランナーだけでなく、有名な実力のあるエリートランナーなどが集結します。
フルマラソン以外にも同時に10キロマラソンや車いすマラソンなども開催され、たくさんの参加者が東京の街中を気持ちよく汗を流して走ります。

参考:東京マラソン

東京マラソンの楽しみ方

今や毎年の恒例イベントになった東京マラソンは、毎年2月に開催されています。
たくさんの人が協力し合いながら成功させる大イベントとして、多くの方が異なる楽しみ方をしています。
実際にランナーとして参加する場合は、事前にエントリーする必要があります。
参加資格としてフルマラソンは大会当日に満19歳以上で一般の場合は6時間40分以内に完走できる方などの条件を満たす必要があります。
それぞれ定員数が決まっているため、できるだけ早めにエントリーすることをおすすめします。
エントリー受付は例年8月いっぱいが申込期間で、9月下旬に抽選、10月中旬までに参加料のお支払い期限などのスケジュールになります。

ボランティアとして参加して大会の成功を支える活動もできます。
大会に参加しているボランティアは約1万人と言われており、たくさんの方が協力しなければ成功できません。
ボランティアとして参加希望される場合は、東京マラソンの公式サイトで11月下旬頃に募集の告知がされたらお申込み可能となります。
申込みはインターネットからだけになっています。

東京マラソンに合わせて開催されるイベントに参加して楽しむことも可能です。
当日はコースの沿道で音楽やダンスなどのパフォーマンスを楽しむ東京大マラソン祭りが行われます。
親子でマラソンを楽しむ東京マラソンファミリーランも開催されます。
開催前の11月頃から開催当日までは東京マラソンウィークとして街全体で盛り上げる取り組みが実施されています。
以前は大会開始の一週間前に行われていましたが、現在は11月から既に開催されるイベントもあります。
東京ビッグサイトでは東京マラソンEXPOも開催されます。