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様々な研究成果を展示

自然史や科学技術史に関する様々な内容を展示している国立科学博物館は、科博とも呼ばれて多くの人に親しまれています。
年間来館者数は170万人を超えており、たくさんの方に注目されていることがわかります。
総合科学博物館として国立で唯一の存在なので、貴重な展示品の数々は400万点を超える圧倒的なスケールを誇ります。

主な事業としては、地球そのものや地球上で暮らしている生物の歴史、人類がどのように歩んできたのかという歴史を含めて調査や研究を行って科学的な探求をしています。
また、様々な標本や資料を集めることで、後世に残すための貴重な財産としてしっかり保管をする役目を担っています。
あらゆる研究成果を積極的に展示することで、他にも興味を持ってくれる人に対して研究の機会を創りだす役割もあります。

参考:国立科学博物館

常設展示

いつ来館しても御覧いただけるのが常設展示物です。
日本館では日本がどのような歴史を歩んできたのかを学ぶことができます。
日本列島は世界的に見ても珍しいほど複雑な地殻変動を経て現在の形になっています。
四季がはっきり分かれていることから、様々な生物が生息している特徴があります。
長い歴史の中で新しい生物が誕生し、絶滅も繰り返しながら命を育んできた流れを知ることができます。
日本人の祖先はどのような暮らしをしていたのかを知るための痕跡が各地に残されており、貴重な資料から当時の生活を垣間見ることができるようになっています。

地球館では地球全体の歴史を知ることができます。
哺乳類や鳥類の剥製が展示されており、実物ではなかなか見ることができない貴重な資料を確認できます。
4歳から6歳までのお子様や保護者を対象にしている展示室も用意しており、遊びを通じて親子で仲良く遊ぶために役立つ内容になっています。
長い年月をかけて現在の地球が作られた流れを知ることもできます。

シアター36○

元々は2005年に行われた愛・地球博で注目された地球の部屋という施設が移設されたものです。
地球の大きさと比較すると100万分の1になっているドームの内側全部がスクリーンになっています。
そのため360度ぐるっと映像を楽しむことができ、今までに体験したことがない映像と音の融合を楽しめます。

利用案内

上野駅から徒歩5分圏内にあるのでアクセスに便利な場所に立地しています。
周辺に駐車場もいくつか存在していますので、車でお越しの際にはご利用ください。
通常は9時から17時まで開館していますが、金曜日は9時から20時まで開館しています。
休館日は毎週月曜日と年末年始になっています。
入館料は一般の方で620円ですが、高校生以下は無料です。
20名以上は団体割引が適用されて310円になります。
その他に友の会やリピーターズパスなど何度もご利用になる方に向けてお得になる特典も用意されています。