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夢の国

東京ディズニーランドは「東京」と冠しているが、実際にあるのは千葉県だ。
もちろん、そんなことは誰しもわかっていると思うが、今年、東京ディズニーランドは30周年で「ザ・ハピネス・イヤー」で大層盛り上がっている。
子どもたちにとって文字通り「夢の国」だというのは当然だが、ディズニーリゾートは、大人が行っても十分に満足できるサービスを提供してくれる場所だと思う。

ディズニーリゾートに「散歩」で訪れる人などいないと思われるかもしれないが、これが実際のところけっこういる。
僕がそうというわけではないが、年間パスポートを購入して訪れている人の中には、そのような楽しみ方をしている人も多い。
たいていはわりと近くに住んでいる人だとは思うが、ちょっとお茶だけしに来たり、ディズニーシーのほうではお酒が飲める場所もあるので、ちょっと飲みに来たり、といった感じで、そのためだけにディズニーリゾートを利用している人も多い。
この感覚、遠くから遊びに来ている人たちから見たら、少し不思議かもしれない。

しかも、中には強者もいて、小学生がランドセルを背負ったまま入ってきたりしているケースもある。
これは、絶対に近所に住んでいる家庭の子どもだと思うが、確かにディズニーリゾートの中にはたくさんのスタッフさんや大人たちの目があるし、いわゆる「変な人」もわざわざ高い金を払ってディズニーリゾートに入って犯罪行為をしようなんて思わないだろうから、一人で子どもがいる場所としては安全なのかもしれない。
自分にその発想がなかったので、初めて聞いた時には驚いたけれど。

人気の理由

東京ディズニーリゾート、今年30周年になるが、何よりも凄いと思うのは、やはり「飽きさせない工夫」をしているということだと思う。
新しいアトラクションも定期的に造られているし、季節に合わせてイベントも行われている。
30周年の「ザ・ハピネス・イヤー」は、バルーンで飾り付けがされているのだが、バルーンで飾られらシンデレラ城はなかなか愛らしい出来栄えて良いなと思った。

グッズ展開も豊富だし、自分がいま子どもだったら、やはりここに遊びにきたら楽しいだろうし、ほしいものもいっぱいあるのだろうなと思った。
ファストパスが導入されてからは、園内も以前より動きやすく、遊びやすくなったように感じる。
一般の入場料の価格設定は他のアミューズメントパークに比べると高いが、実際に遊ぶ「価値」としてこの金額が見合っていると感じるかどうかは人によるだろう。
あまりに混雑しすぎている時は少々つらいかもしれないが、日を選んで遊びに行けば絶対に満足できる場所だといえると思う。