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若者の街

僕が40代と言うこともあって、同じような年齢の人が歩いたら面白いと思うスポットばかりを紹介してきたけれど、ここで「若い人が歩くにはどんなスポットがいいか」を紹介してみようと思います。
まあ、僕は若者がいる場所なんてめったに歩くことがないので、歩く時はたいてい上京した姪っ子をつれてなのですけれどね。

姪っ子は小学校高学年で、そろそろおしゃれに関心が出てくるお年頃。
だからでしょうか、東京に来たときは必ず連れて行ってくれと言う場所があります。

それは、あの竹下通り。
原宿にある、あの竹下通りなのですよ(笑)。
竹下通りは、僕みたいな中年だと「ただごちゃごちゃしているだけ」「人間が多すぎて歩きにくい」などデメリットが非常に多いところなのですが、姪っ子みたいな若い子だと、逆にそのごちゃごちゃ感がいいみたいなんですよね。

若い子ならではのウォーキングポイントってところでしょうか。
だって、僕はあのマクドナルドにあれだけたくさんの人が詰まっているところを見たことがありません。
立って食べるところがあるスペースがあって、座れなくて仕方なくそこでご飯を食べたけれど、とにかく落ち着かない。

僕なんかは「なんでこんなところにいるんだろう」なんて思っちゃうけれど、姪っ子はそういうことすらも面白いみたいなのです。
「わあ、ここのマックって立って食べられるんだ」なんてはしゃぐからたくましい。
若いって凄い。

面白さの理由

さて、そんな竹下通りですが、確かに若い人には面白いと思います。
一個1000円で購入することができるアクセサリーとか、2枚1000円のTシャツとか、そんなものがお店のワゴンにたくさん詰まっている。

そういうのを、ひとつずつひっくり返して見るのがたまらなく楽しいみたいなのだ。
何度もいうように、僕はこういうにぎやかな場所がとても苦手なのだが、そういう僕でさえ「どれどれ?」と見たくなるので、若い子だったら特に楽しいだろう。
いわれてみれば、僕も若いころは何度か竹下通りに行ったので、そういう感覚なのかもしれない。
姪っ子が選ぶようなものを僕は絶対に買わないけれど、感覚的には似た様な感じかもしれない。

散歩には、こういう「面白いところを再発見することができる」と言うポイントがあります。
竹下通りなんて、僕は1人じゃまったく歩こうと思わないけれど、歩いてみると意外な発見があるので面白いですよね。
こういうところが散歩の魅力なのです。

自分のお気に入り散歩コースを1人で歩いてみるのもいいけれど、個人的には「新しい道を開拓する」と言う方法もオススメなので、何かをきっかけにして新しい散歩コースを編み出してみるといいのではないでしょうか。