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たくさんの銘酒が存在しています

全国各地で素晴らしい日本酒を製造している酒蔵が存在していますが、実は東京にも素晴らしい地酒が存在しています。
日本人はもちろんですが、海外の方からも高い評価を受けている地酒がたくさんあります。
ぜひ東京に訪れた時には大人のたしなみとして地酒ツアーを楽しんでみてはいかがでしょうか?

澤乃井

元々は沢井と呼ばれていた場所に酒蔵が存在しています。
その名が示す通り、きれいな水が沢になって流れている様子が地名になったと言われているほど、良い水に恵まれています。
素晴らしい水を使った酒造りを開始したのは昭和41年からのことで、江戸時代から伝わる酒造りを忠実に再現しています。
酒蔵の見学も受付していますので、事前に予約をしてからお申込みください。
お酒の強い方はきき酒に挑戦することもできますが、飲酒運転には十分ご注意ください。

丸眞正宗

東京23区内で唯一存在している酒蔵です。
明治時代初期に湧水を発見し、酒造りを開始しています。
キレイで美味しい水が、美味しい酒を完成させる決め手になることが知られていますが、丸眞正宗で使われている水は秩父が源流の浦和山脈から流れてくるものです。
昔から美味しい水が湧き出る土地として知られていたことから、以前は宿場町も存在していたそうです。
23区内に存在する貴重な酒蔵を見学することもできます。
見学を希望する場合には事前に5名以上で予約を入れてください。
試飲することも可能なので、地酒ツアーにおすすめです。

金婚正宗

江戸時代に武士や商人などで賑わった一杯飲み屋と酒屋を創業し、その後酒造りを開始することになったのがルーツです。
昭和初期に現在の東村山市に醸造元を設けて富士山からの伏流水を使用して美味しいお酒を作っています。
厳選された国産米を使用した地酒は、これまでにお酒の品評会で高く評価されています。
酒蔵見学は定期的に行っていますが、募集人数が限られて応募者多数の場合は抽選になることから、必ず見学できるとは限りません。

多満自慢

江戸時代に存在していった酒造場は、小川村という場所に存在していました。
明治時代に入って現在の場所に移り、酒造りを開始しています。
創業当時は八重桜という商標を使っていましたが、大正時代に八重梅に変わり、昭和8年から多満自慢が使われています。
酒蔵の見学については前日までに予約を入れておく必要があります。
1名からでも見学可能ですが、先に団体の予約が入っている場合にはそちらが優先されるためあらかじめご了承ください。
見学料も無料で対応してくれますので、どなたでも気軽に参加できます。
見学が終了した後には売店でおまちかねの試飲をすることもできます。