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知らない間に

余談だが、東京タワーの印象は僕が小さい頃と比べて変化しつつある様です。
僕が小さかった頃、東京タワーというのは「観光地」と言う印象で、どちらかと言えば「東京の人より、観光客が行く場所」としての意味合いが大きかったのです。

実際、僕の周りをみても「東京タワーの存在は知っているけれど、実際にいったことがない」と言う人は結構いる様です。
むしろ、地方の友達の方が「東京タワーに行ったことがある」とこたえる確率が高かったりします。
これって、たぶん「京都の人が清水寺に行かない」のと似たような感覚なのだと思います。

京都の人は、遠足でもない限り清水寺や三十三間堂、二条城あたりには行かないらしいですね。
ことわざがあたっているのかどうか知らないが、灯台元暗しというかなんというか、「近いところほどあまり行かない」と言う人が多いのだと思います。
これ、結構思い当たる人は多いのではないでしょうか。

でも、そんな東京タワーの印象が変わりつつあるのです。
以前とは異なり、東京タワーは「デートスポット」として人気を集めつつある様で、実際に「散歩がてら、東京タワーに行ってみようか」などと考えるカップルは多いもの。
僕は散歩でこの東京タワー周辺を歩くことが多いが、確かに若いカップルが周辺を歩いているのを良く見ます。
デートスポットに成ったと聞き、「ああ、なるほど」と思ってしまったくらいです。

変化した場所

例えば、東京タワーは「特別ライトアップ」がけっこ多いですね。
調べてみたら、結構な種類のライトアップがあるので驚いた→こちら

乳がん啓発のためにピンクになることは知っていたが、糖尿病予防のために青くなるのは知りませんでした。
更に、紅白で勝利したチームの色になるなんて聞いたこともなかったです。
更に驚いたのは、サイトにはちゃんとライトアップスケジュールなるものがあって、それを見てお気に入りの東京タワーが見られるようになっているということ。
東京タワーって凄いんですね・・・。

俺も「今度は夜に散歩に行こうかな」なんて思うくらいだから、結構人気があるイベントなのでしょう。
うーん、俺も夜に散歩してみたいです。
こういうライトアップがあるから、カップルが東京タワーに行く率が増えているんでしょうね。

更に、天然石をつかったアクセサリーのショップや、小さい水族館などもあるし、東京タワーは意外に楽しめるスポットが多いでしょう。
駅から歩いていくことができるし、「ちょっと歩いて帰りたいな」と思ったときに、東京タワーを経由して帰るってけっこうアリだと思います。
こうして、僕みたいな中高年ばかりじゃなくて、若い人の散歩コースとしても定番化していくのでしょう。